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イシバシ ヒデオ
   日本キリスト教団越谷教会附属
     越谷幼稚園 園長
   イシバシ ヒデオ
愛と驚きと感動と笑い

大人になって幼児期をふりかえり「自分は特別に愛されたという出会いがある人は、 その後に人生に決定的影響を与えている」と幼児教育の専門家から聞かされました。
幼稚園で特別に愛されたという出会いがある幼稚園。 わたしたちの幼稚園はそのような園でありたいと願っています。 「一人ひとりを大切にする保育」を掲げています。
越谷幼稚園の園児は150名(2006年度)の中の一人ではありません。 150の幼児の心が幼稚園の保育者に、園長、事務職員まで向けられています。 この「ひとり」の園児の心に、保育者の心、園長のこころ、 事務職員の心まで響きあって生活する。
その「ひとり」の心に向き合って歩む生活があるとき、 子どもは愛されている事を感じて、自分を出し切って遊びこみます。 愛されてるから、心が安定して、自分を出して夢中になって遊べる子ども園、 そのような幼稚園でありたいと願っています。

驚く心

おやこんなところに芽がふいている
畠には、小さな筍の若葉が、えらい勢いで土の塊を持ち上げている
藪には 固い地面をひび割らせて、ぐんぐんと筍が突き出してくる
伸びてゆく蔓のなんという速さだ
竹になる勢いのなんというすさまじさだ
おやこの子にこんなちからが………
あっあの子に そんな力が………
驚く人であることに於いて 教育者は詩人と同じだ
驚く心が失せた時、詞も教育も形だけが美しい殻になる
              (倉橋惣三「育ての心」)

この詩をわたくしたちの保育の心としています。 愛されて、自分を出して夢中になって遊ぶ子は、固い地面を破ってグングン伸びていきます。 その子どもの活動に驚き、子どもの成長に驚き、感動する。
こどもが中心の子どもの園で驚きと感動と笑いの中で人の心が つながって共に生きる喜びを深く味わえる幼稚園でありたいと願っています。
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